JUGEMテーマ:家庭教育
 
私の塾では真ん中くらいの成績の子はあまりいない。
中学生で中くらいの成績であれば
他の塾を進めたりするくらいだ。
その結果、成績の良くない子どもと
成績のべらぼうに良い子供がいるという状態だ。
その子たちを比較していて気づいたのは
成績の良い子供の保護者には誰一人として喫煙習慣がないのに対して、
成績の悪い子供の保護者にはかなりの割合で喫煙習慣があることだ。
2005年にシンシナティこども病院のチームが
ニコチンの受動喫煙により子供の知的能力への
影響が報告されている。

すなわち、親がタバコをやめれば成績が上がることが
科学的(疫学的)に示された。
たしかに、ニコチンの影響は大きいかもしれない。
が、昔の父親はほとんどがタバコを吸っていたではないか。
それで、何か問題が有っただろうか?
ニコチンの濃度だって、今のタバコよりはるかに大きかったはずだ。
ということは、ニコチンの受動喫煙より、
もっと影響が大きい事があるはずだ。
おそらくそれは、親の行動選択。
人の行動選択は生育者の行動選択と
ほとんど同じであることが示されている。
すなわち、子供は親と同じ事をするということだ。
では、親の喫煙がなにゆえ影響するのだろう?
昔と違って、喫煙が自分や周囲の人間の健康に
悪いことは常識となっている。
すなわち、自分がタバコを吸えば、
自分も家族も不健康に近づくことは本人も自覚している。
しかし、その喫煙習慣という悪癖を止めることができない。
悪いと思っているのに、喫煙という悪習慣という行動を選択しているわけだ。
当然、子供はその行動選択を選ぶ可能性が高い。

成績の悪い子供は
ゲーム、テレビ、携帯電話などを
やり過ぎるのが悪いと思っていても
ついついそれを続けてしまう。
もしくは、効率が悪い勉強方法だと指摘されても
なかなか、自分の間違った勉強方法を止めることができない。
親が喫煙という悪習慣を続けるということは
子供がこれらの悪習慣を続けるということだ。
これでは成績が上がるはずがない。

もし、自分が喫煙をしていて
子供の成績が悪いなら
禁煙してみるのもいいかもしれない。
少なくとも、保護者は自分の行動が
子供の行動に影響を与えていることを
意識して行動するだけで、
子供の成績は向上するのではないだろうか。