JUGEMテーマ:教育
 
開塾をしてから、
成績の悪い子供たちの学習方法を見ていると、
学習=単純作業
と考えていることがわかってきた。
これは、子供だけでなく、
その親もそう考えている。
それだけならまだしも、
学校の教師たちもそのように考えているフシがある。
これでは、日本の子供たちの学習能力は下がるばかりである。
学習は単純作業ではない。
頭脳労働である。
確かに、公教育が優秀な労働者を生み出すだけなら、
単純作業で良かろう。
しかし、社会の指導的立場の人間を生み出すことを
学校教諭たちは考えていない。
その結果、穴埋め式の副教材を配布し、
その穴を埋めるだけの学習をさせ、
200字帳や毎日帳は同じ語句だけでも
「よくできました」などとなっている。
これは、完全に学習を作業だと思っている証拠だろう。
たしかに、この方法だと、
子供もやった気になるし
親も子供がやっているように見えるし、
何より、教師は楽だ。
毎回、板書をするよりも、
教材に書き込ませればいいわけだから。
しかし、これで学習できるわけがない。
学習とは脳を使うことである。
必要な知識を入力、記憶し
記憶に基づく判断や思考を行い
適切な方法で出力する。
このサイクルが必要なのだ。
したがって、
200字帳や毎日帳を「提出」させるのではなく
覚えるべき単語や漢字のテストを行い、
そのテストが出来るまで繰り返すことが必要だ。
理科や社会の用語は
穴埋めの内容を書かせるだけでなく、
用語の定義を自らの言葉で書かせ、
それを訂正することを繰り返さなければならない。
できないところを放置したまま次に進まずに、
できるまで何度も繰り返させる必要がある。
ま、学校でこれらのことをしてくれるなら、
塾は学校では教えられない高度な内容に
絞って教えられるんですけどねぇ。
ゆとり教育が終わったのを機に、
学校の先生方にもう一度学習とは何か?
をよく考えていただきたいところです。